巡査部長がニセ調書、参考人聴取せず作成
北海道警監察官室は28日、札幌東署交通課の巡査部長鉛口亘(どうぐちわたる)容疑者(30)(札幌市東区北21東7)を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕したと発表した。
発表によると、鉛口容疑者は4月5日に同区で発生した重傷交通事故の捜査を担当。実際には聴取をしていないのに、参考人の虚偽供述調書を作成し、9月10日に、上司に提出した疑い。鉛口容疑者は、自筆で参考人の名前をサインし、指印も押していたという。
(2011年10月29日08時46分 読売新聞)
警察官の不祥事は極力ないようにしてもらいたいですが、人間のすることなので全く無いというのも情報をコントロールしているのではという疑いも出てきます。ある意味こうやって発覚してニュースになることはある程度健全ではないかという見方もできると思います。また、ただのある警察官の不祥事の事件としてニュースは取り扱われていますが、なぜこの巡査部長がこのようなニセ調書を作ったのかが気になります。個人的なミスを隠すためか手柄を作るためか、組織的なものかで大きく事情が変ってくると思います。本人もばれれば懲戒免職をまぬがれないでしょうし、ニセ調書を作るに至った理由も知りたいところです。